銘無しの読書録

読んだ本の感想とか載せていくブログ

Dr.STONE10巻を読んだ感想

Dr.STONE 10 (ジャンプコミックス)

Dr.STONE 10 (ジャンプコミックス)

 

Dr.STONEの10巻を読み終わったので感想でも 

 

物語のほぼ頭からあった司VS千空の話に決着!

まあ司軍VS科学王国の決着は前回ついてたんで、今巻は司じゃなくて氷月との決着ですね

まあしかし千空と司がタッグを組んで負けるわけがねえ!ってことで、決着自体は割とすぐにつくものの、問題はその後ですね……

氷月の不意打ちで負った司のけがを治すために、地球の裏側まで行って石化光線の謎を解く!という展開に!

そのために新しく石化から解かれた龍水!

船を作っても海を渡るには経験のある船長が必要だ!

ってことで、新しく石化から解かれるわけですが、

このキャラ、もともといいところのボンボンで好き勝手やってたけど、別に石化から解かれた後それで場を引っ掻き回す!……なんてこともなく、割と素直に協力してくれることに

ところが、ただでは協力できない

船を作るために燃料として石油が必要だから、その石油を見つけたらその権利をすべてくれたら船長やってやんよ!

いやいや、そんな石油だけあってもしょうがないじゃん?ってなるところが、

「船を動かしたかったら石油を俺から買うがいい!」

って感じで、なんと独自の通貨を発行!

まさかのストーンワールドで貨幣経済が始まりました!

いやいやこれは面白い!

当然のことながら、貨幣は龍水が作成

ストーンワールドでも価値があるような金銀の硬貨ではなく、ハンコで押して作られた紙幣なので、それ自体に価値はありませんが、油田の所有者である龍水から石油をゲットしようと思うと、千空は龍水の発行する紙幣を集める必要があるわけです

で、紙幣は龍水が牛耳ってるわけですから、龍水はストーンワールドで贅沢をして、その対価を自身の紙幣で支払うわけです

別に石油の要らない他のメンバーには一見価値がないものに見えますが、その紙幣を必要としてる千空は科学を使っていろんなものを売り出して、お金を稼ごうとするわけです

こうやってただの紙切れである紙幣に価値を持たせて龍水が豪遊するわけですね

いやいやこの発想はほんとにおもしろかったです

現実でも商品交換に使えなくなった紙幣はただの紙切れですからね、紙幣というか通貨というものがどうして価値があるのか、っていうのがよくわかっていいです

 

で、ここまででも十分面白いんですが、これだと龍水の一人勝ちじゃん?ってなるわけですが、そこは千空とゲン

むしろそれを逆手にとっての立ち回り

紙幣の価値は、千空が石油を必要としているから存在するわけです

例えば千空が石油なんていらないから紙幣と何も交換しない、って言ってしまえばその紙幣は紙切れに逆戻り

なので、「この素材がなかったら石油が手に入らなくなって、紙幣を集める意味がなくなる」なんて話を流そうものなら、それまで紙幣を大量にゲットしてる面々は、自分の資産を守るために必死になってその素材を集めてくるわけです

他にもこの巻はメンタリストのゲンが大活躍

話自体も戦闘があったのは最初の氷月せんだけなので、モノ作りがメインだった中盤辺りと同じ感覚で楽しめました

 

次の巻でついに石化現象の黒幕と遭遇するらしいので、今から楽しみです

 

 

ONE PIECE 92 (ジャンプコミックス)

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ワンパンマン 19 (ジャンプコミックス)

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ディープラーニングがわかる数学入門を読んだ感想

ディープラーニングがわかる数学入門

ディープラーニングがわかる数学入門

 

 

ディープラーニングがわかる数学入門を読み終わったので感想でも、

とりあえず、

こういうのが読みたかった!!

 

ディープラーニング系の本を読もうと思ってちょっと探してみて、

前にも一冊読んでみたんですが

meinashi-read-book.hatenablog.com

いや違うんだよ……

何やら難しい数式があって理解できないのは私の問題なわけですが……

いやいやそもそもなんでそんな発想に至って、どう考えたらそんなことになったの?

仕組みはうすぼんやりわかるけど、それを今ある問題にどうあてはめたらいいの?

っていうのが、さっぱりだったわけですよ

 

で、今回読んだこの本

最初にニューラルネットワークの考え方っていう項目があるんですが、

これを読んで、あ、なるほど、こういう仕組みのネットワークなのか!

っていうのがよくわかりました

まさに知りたかった情報がここにあったって感じです

 

まあ当然ながら数学入門なのでその後の項目で基本の数式っていうのがたくさん紹介されて、あ、もうわからん……ってなったわけですが、そこに関してはおいおい必要になったら、というかそこを実装するに至ったらってことでいいかということで流し見

個人的にはこういった流れでニューラルネットワークの判定というか出力が行われてるっていう部分が欲しかったので満足です

 

肝心のディープラーニングの話については最後の項目に書かれているんですが、

量的には全体の5分の1ぐらいではありますが、こっちのほうもわかりやすく解説してあってよかったです

 

全体を通して簡単な数字認識を例に出して解説してあるので、数式はおいといて、

目的に対するアプローチの手法がよくわかる内容でした

 

これを読んで実践でディープラーニングができる!

って言うのはたぶん無理です

というかそういう話なら、たぶんPythonのライブラリを使ってdeepラーニングやってみる的な本を何冊か見たのでそっちのほうがよさそうです

内容的にはディープラーニングについて知りたい!

っていうより、

ニューラルネットワークについて知りたい!

って思って読んだ方がいいんじゃないかな、という感じでした

 

 

Excelでわかるディープラーニング超入門

Excelでわかるディープラーニング超入門

 
プログラマのための ディープラーニングのしくみがわかる数学入門

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オーバーロード13巻を読んだ感想

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下

 

13巻読み終わったので感想でも

 

12巻の続きで聖王国編なわけですが、この巻もほとんどアインズ様視点の話がなかったって言う

ほとんど従者のネイアの視点で、たまに聖王国側の重要人物的なキャラの視点になりますが、基本はネイアの視点で語られます

で、そのネイアさんにいろいろと気を遣った結果

アインズ様が宗教化してる!?

この子どんだけアインズ様のこと尊敬してるの!?

っていうだけなら、まだ前の巻でもわかったことですが、

まさか周囲に魔導王を布教しだすとか完全に予想外

しかもさぞ浮いた存在になるんだろうなあって思ってたら……

なんかめっちゃ支持者が増えてるっ?!

これにはアインズ様も苦笑い

なんか講演会的なことして、アインズ様がいかに素晴らしいのかを語りだしたり、

そんなネイアのもとに人が集まって隊長的ポジションに立ったり、

もうこの子どこに向かってるの?!

いやアインズ様に向かってるのか……

アインズ様に聖王国で自身に心酔する人間を作ってほしいと言っていたデミウルゴスもご満足

またアインズ様の評価がうなぎ上りですよ

 

ちなみにこの巻で11巻のオチのアインズ様が死んだという話が回収されるわけですが……

関係者が見事に誰も信じてないwwwww

知らせを聞いたジルクニフは、

「魔導王陛下が死ぬとか負けるとかありえない」

とか言い出す始末

なお、久しぶりに登場したジルクニフさんは、魔導国の属国になったおかげでいろんな悩みから解放されてストレスフリーな生活を送っている模様

さらに、同じ魔導王に虐げられたもの同士、ドワーフの話で出てきたクアゴアのリユロとまさかの親友に

親友ができたことをアインズ様に感謝までしてるし、なんかもう幸せそうで何よりです

 

聖王国の話はアインズ様が死んでからはネイアが活躍しつつ、最後にアインズ様がおいしいところを持っていって終わりなわけですが、果たして次はどこが狙われるのか

というかいまだにどんな国があるのかさっぱり把握してないわけですが、王国にまいた種を刈り取るのか、それともまた別の国との友好を結びに行くのか

先が気になるところですが、まだ次の巻は出てないようなのでしばらく待たないといけないみたいです

その間に何かほかの小説探そうかなあ

 

 

ロクでなし魔術講師と禁忌教典14 (ファンタジア文庫)

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ゲーマーズDLC2を読んだ感想

ゲーマーズ!DLC2 (ファンタジア文庫)

ゲーマーズ!DLC2 (ファンタジア文庫)

 

ゲーマーズDLC2を読み終わったので感想でも

 

今回はDLCなんで前回に登場した霧夜歩視点の話なんですが、

前回と違うのは全部霧夜の話だったってところですね

最後に少しだけゲーム同好会のメンバー+霧夜と碧が集合!ってなりますが、

ほんとに最後少しだけなのでゲーム同好会のメンバーが出てこないとな……って人にもお勧めできます!

 というのも、前回だと景太+霧夜ときどき碧って感じでしたが、今回はなぜか霧夜+ゲーム同好会のメンバーのシチューエションが多いです

それどころか、ゲーム部の先輩二人にこのはとの絡みまで!

出てこないのは佑だけなので問題ないですね!

しかもこの絡み、各話の最後にちょろっとでてくるだけじゃなく、がっつり一話分〇〇登場するぐらいの勢いなので、本編読んでる人は間違いなく楽しめるかと!

もしも本編読んでない人も大丈夫です!

本編も問題なく面白いので、1巻から読むとDLCも楽しめます!

 

ただまあ一つ上げるなら、今回は景太と霧夜の絡みは前回ほど多くなく、雨野の出番もちょっと少ないので、そこだけは注意が必要です

とはいえチアキは出てくるので問題ないですね

 

霧夜の話ということで、前回に引き続いてゲーム実況の話が多くなるわけですが、

なんと霧夜とチアキが実況します!

しかものべのゲームを実況します!

相変わらず破壊力満点なゲームで冒頭からいきなり

「いや驚いた。文章って、たった数行でここまで人を混乱させられるものなんだな」

とか言われる始末

しかしここも滅茶苦茶笑えるんですが、この巻で一番面白かったのは、

ゲーム実況するあぐりんことアグリですよ

何がどうなってそうなるの?!!

っていう導入からの、安定のアグリクオリティ

この巻でどこが一番面白かったかと問われれば、間違いなくあぐりんの実況と答えるぐらい面白かったです!

 

で、前回のDLCからずっと雨野の交際相手が乗り込んでくるまで~みたいな感じでカウントがあったんですが、その辺の話も含めてこの巻で終了

時間軸的には本編11巻に追いついた形になるので、景太の交際相手が確定してる状態ですね

バレた結果修羅場になったかは……まあ読んでのお楽しみということで

霧夜の話はこれで終わりみたいですが、まだ短編集的なDLC3が出るそうなので楽しみですが、それより先に最終巻ですね

あとがきだと春に出るので、またずいぶん先だな……と思ったんですが、よく考えたらもうすぐ春ですね

来月は出ないっぽいので4月か5月でしょうけど、もう今から楽しみで仕方ないです

 

 

 

オーバーロード12巻を読んだ感想

オーバーロード12 聖王国の聖騎士 上

オーバーロード12 聖王国の聖騎士 上

 

オーバーロード12巻を読んだ感想

とりあえずまだ12巻の段階ではアインズ様が死んでませんでした

イツシヌンダロウナー

 

で、今回は久々のヤルダバオト登場!

聖王国で暴れまわったヤルダバオトを倒すために王国に来た聖騎士一行!

が、残念ながら助力を得ること敵わず、しょうがないから魔導国にいってモモン様の力を借りよう!

アインズ様「だが断る!」

と、一蹴されるものの、しょうがないから俺が行ってやんよ!と言い出したアインズ様を連れて聖王国へと帰ることに!

 

そんなわけで、アインズ様が聖王国のためにたたかうことになるわけですが、

この巻、ほとんどアインズ様の視点がなくて、聖騎士のネイア・バラハというキャラクターの視点で物語が語られます

ヤルダバオトに聖王国をボロボロにされたせいかやさぐれてる騎士団長のあたりが強くて、ネイアもやさぐれてるわけですが、そこはさすがのアインズ様!

アインズ様の従者に任命されたネイアがどんどん心酔していきます!

何せ視点がネイア視点なので、心情とか全部丸わかりです!

あまりにも心酔してるので、この話終ったら魔導国来るのかな?と思うぐらい

聖王国ではヤルダバオトが各地を制圧してるだけあって、ちょっとアレ過ぎる実験が行われており、これまでデミウルゴスが何やってるのか詳しく知らないアインズ様が、「いやあいつマジで何やってんの……」とかドン引きしてて笑うw

 

アインズ様がいれば当然戦闘は負けなしで進むわけですが、聖騎士団の団長がちょっと頭のお堅い正義厨なので、アインズ様と衝突というか、アインズ様を睨みつけたりするという味方陣営に今までいなかった希少なキャラクターに

まあしかし作中でその信念に、おっ、とさせられることもあったので、まあ単に頭の固いだけのキャラクターじゃないのかな?と、思ったりもしたんですが……

巻の最後にアインズ様にドッペルゲンガーが会いに来るんですよ

ドッペルゲンガーなんですよ

いったい誰に化けてたんですかね……?

アインズ様に失礼な態度をとってすみませんとかいう発言があったり、一人で魔導王にあいにくといえばとも一人で会いにこれる人材って……

あれ、団長じゃね?

と、思ったんですが、団長はちょっと猪突猛進過ぎるので、逆に一人で会いに行くって言ったら副団長に止められるんじゃね?とも

うーん……

まあ次の巻読めばわかることなんですけどね

 

で、巻の最後でアインズ様がデミウルゴスから

「この時点でアインズ様なら人間の一人や二人心酔させてるだろうから、殺しちゃいけない人間だけ教えておいてね♡」

みたいなこと言われてて、

「いやいや、俺そんな心酔とかさせらんねーし。っていうか、聖王国の人間はアンデッド嫌ってるから心酔とか無理ゲーだし」

と頭を抱えるアインズ様

いやいや、ネイアさんがめっちゃ心酔してるんですけど!?

でもネイアさんの心情を見れないアインズ様は、ちょっと打ち解けたかな?ぐらいにしか思ってなくて……

結果

「生き残す価値のある人間とかいねーから、適当に間引け」

ということに

ネ、ネイアさああああああああんっ!!!

ってなりそうですが、まあアインズ様のことです

全部うまく転ぶに違いありません!!

ってなわけで次の巻も超楽しみです

 

 

 

寄宿学校のジュリエット12巻を読んだ感想

寄宿学校のジュリエット(12) (講談社コミックス)

寄宿学校のジュリエット(12) (講談社コミックス)

 

寄宿学校のジュリエットの12巻を読んだので感想でも

とりあえず、あれですね……

マガジン読んでない人は12巻読むのは13巻出るまで待った方がいいかと 

やー、アニメが始まって割とすぐぐらいに1-10巻まで買って、

そのあとマガジンで読むようになったんですが、

11巻読んだ時点で、11巻の終わりの話がこれなら、12巻の終わりは大体このぐらいで終るだろうなあって予想はしてたんですが……

予想通り滅茶苦茶先の展開が気になるところで次巻に続きます!

いやこんなところで終られて2か月待つとかまじ無理だわ……みたいなことになるので、13巻まで読むの待った方がいいんじゃないかなあ……マジで

 

まあそれはそれとして12巻の話としては、

11巻ラストの犬塚が記憶喪失になるエピソードからの、露壬男・ジュリエットの名前呼びに発展

それはそれでいい話なんですが、やはりメインとなるのはついに始まりました監督生決定戦

最初は適当な公約を並べるつもりだった犬塚が、スコットとかアビとかの演説を聞いて、公約を書いたカンペをクシャリ、そこから自分の言葉で全員に語ったシーンはかっこよかったですね

犬塚の演説が受けて、一番人気は犬塚に

さあ後は代表選挙で勝つだけだ!

……というところで、まさかの展開になってしまって、もう先が気になって気になって仕方なくなります

まあしかし選挙の話は犬塚の演説ももちろんよかったですが、ずっと小悪党からまた更に落ちぶれて、なんかほぼほぼネタキャラ扱いされてたアビの演説が素晴らしかったですね

ソマリがずっとアビのことを慕ってるのがよくわかる内容でよかったです

 

13巻がとても気になる形で12巻は終わったわけですが、

何気にコミックの表紙に初めて犬塚というか男が出てきましたね

内容的にはむしろ次巻のほうが犬塚表紙にピッタリなんじゃないかなと思うんですが、12巻が犬塚一人なら、13巻は犬塚とペルシアの二人とかかな?とか思ったり

12巻の内容は10巻辺りから出てた監督生になる話になるので、面白いのは間違いないんですが、コミックスの引きがマジで酷すぎるというか、いいところすぎるのだけがツライ

先の展開知ってても13巻が早く読みたいです

 

 

 

五等分の花嫁8巻を読んだ感想

五等分の花嫁(8) (講談社コミックス)

五等分の花嫁(8) (講談社コミックス)

 

五等分の花嫁の8巻読み終わったので感想でも

いやー、とりあえず……

めっちゃ面白いです!

 

前回のラストで二乃が告白したものの、やっぱりよくある聞こえてなかったパターン

あれ? 予告では告白聞こえてたっぽいけど……?

と思ってたら、聞こえてなかったことに憤慨して去っていったと思わせて、Uターンしてからの……

 

「あんたを好きって言ったのよ」

 

告白きたああああああああああっ!!

そこでなあなあにしないんだっ!

いやナニコレマジで面白い!

とテンション爆上がりですよ

 

そこからはもうずっと二乃が押せ押せですよ!

もうね、ただただ二乃可愛い!!

今回は表紙にもなってるし、完全に二乃の巻でした!

なんてことにはならなくて、

家族旅行先で中野一家と一緒になった上杉君一家

全員が五月に変装した五つ子当てゲームが勃発!

フータローの家庭教師はもうやらなくていいよ発言した五月は誰?!

みたいな展開からの、

二乃の恋愛相談を受けた一花の心境やいかに!?

 

何て感じで、ただただキャラがかわいいだけじゃなくて、話自体も面白い

ほんと誰が花嫁になってるのかわからない……

 

そしてこの巻のラストで、花嫁とは旅行のときにキスしてることが判明

となるとこの巻の状態でラストフータローにキスしたのって、

一花か二乃か三玖しかいないんじゃ……

個人的にはあれ一花かなあと思ってます

五月はまだ可能性あるかもだけど、四葉はこれで候補から消えたかな

 

何にせよ先が楽しみで仕方ない作品ですね

ちなみにまだ五人全員で結婚式の線は捨ててないので、指輪はわざと忘れていったんじゃないかなと思ってます

 

 

 

オーバーロード11巻を読んだ感想

オーバーロードの11巻を読み終わったので感想でも

今回は10巻の中でちらっと出てきてたドワーフの国のお話

前回帝国が属国化することになったのはいいけど、いやいや属国化とかどうすればいいかわからんし……そうだ! デミウルゴスアルベドがなんかいい感じに仕上げてくれるまでどっかに行ってよう!

ってことで、ドワーフの国を探して小旅行へ

久しぶりにリザードマンが出てきて、おっ、となったんですが、残念ながら今回アインズ様についてくることになったのはザリュースじゃなくてゼンベルだったっていう

アインズに支配されてることに思うところはあるのかもしれないですが、リザードマンも臣下っぽくなってるのがわかるやり取りがいい感じ

ザリュースに子供ができてたりして、作品内でも結構時間経ってるんだなあってのがわかります

 

肝心のドワーフの話ですが、ゼンベルに案内されていったらドワーフの国がもぬけの殻になっていたよ……

でもそこでたまたま鉱石を掘りに来てた一人のドワーフを発見

ルーンについて興味津々なアインズ様がいろいろと聞いたところ、ルーンの技術は時代遅れで消えていくものなんだ……と意気消沈

しかしそこはレアもの大好きアインズ様、うちが支援してやるからルーン工匠全員連れて行こうぜ! よっしゃ乗った!

みたいな展開に

まあ実際はいろいろとやり取りがあるんですが、アインズ様もともと営業してただけあってか、うまいこと勧誘していきます

もちろんドワーフの国とこれから友好を結ぶ予定なので、そこのところもうまく交渉していきます

前回に続いて内政パートですね

話の持って行き方とか見ててめっちゃ楽しいです

 

まあでもアインズ様がドワーフの国にも益があるようにいろいろ提案して、読んでてなるほどなるほど、と思うんですが、アインズ様こえーよ、やべーよ、言うこと聞いておいたが方がいいんじゃね?みたいな感じでドワーフのほうが受け取ってるので、アインズ様頑張ってるのに可哀相みたいな気分にw

まあ侮られないためとか言って、黒い威光とかオーラを出してるアインズ様サイドにも問題がある気がしますがw

戦闘はあったんですが、前回の武王戦と違って今回はアインズ様は何のハンデもないわけで……戦闘っていうか、ただの殺戮でしたね……

 

で、最後に登場したデミウルゴスがいつも通り勝手に勘違いして話を進めるわけですが、ドワーフの話の最後で魔導国にルーン工匠を招き入れるにあたって送別会なのが開かれるんですが、その際にデミウルゴスドワーフに楔を打ち込んだ発言

何のことかわからないアインズ様がそれっぽく聞き出そうとした結果、送別会のために食料を用意しただけと言い張ればいいと言ってたので、察するに

 

ドワーフは酒好き→魔導国の酒も食い物も超うまい→魔導国ちょういい国!

 

みたいな感じでしょうか

魔導国の食料漬けにして飼いならす感じかな?

アインズ様がちゃんと聞きだしてくれないからデミウルゴスが何考えてるかわかんないよ!

 

デミウルゴスが何年先まで見ているのかという問いに対して、ついうっかり万年とか答えちゃったもんだから、またデミウルゴスの一人劇場シンキングタイムが……

なにやらアンデッドをばらまいてるのはそういう目的だったのか……!って一人で納得してましたが

まあ多分、現状アンデッドを労働力としていろんなところで使用してて、鉱山でも使用してるし農業でも使用してるっぽいんですが、これが10年20年ぐらいならまだしも、仮に1000年ぐらいアンデッドだけがそういう第一次産業的なのに従事してて、そういった作業がアンデッドの専業になろうものなら、アインズ様の指先一つで食料生産やら資材の補給やらができなくなるし、ノウハウが完全に失われる

駄目だ! アインズ様に逆らえない! さすがはアインズ様!(ナザリック一同)

みたいな感じで考えたのかな、と妄想してみた

実際アインズ様は単純に商品売りたいとしか思ってないんですけどねー

 

さて、次は12巻

11巻のラストでアインズ様が死んじゃったので、続きが超気になります!

 

 

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下

 
オーバーロード 単行本 1-11巻セット

オーバーロード 単行本 1-11巻セット

 

 

オーバーロード10巻を読んだ感想

 

面白すぎて死んだ!!

いやもうほんとヤバイ

めっちゃヤバイ

アニメになってない話なので、初めて先のわからない状態でオーバーロードを読んだっていうのを差し引いてもほんと

面白い!!

 

やー、前回王国との戦争が終わってエ・ランテルがアインズ様の王国になったわけですが、国を支配したからには市民に向かって

「今まで通り生活して税だけおさめろ。ほかのことは知らん」

っていうわけにはいかないわけで、アルベドデミウルゴスなんかがいいようにしてくれるものの、具体的な方向性をアインズ様が示さないと動きにくい

んでもって、アインズ様はぶっちゃけなんか気が付いたら世界征服することになってたわけで、当然占領した国をどうするかなんて考えてなかったわけですよ

だからと言ってそれもアルベドデミウルゴスに任せる、とはいかないわけで、アインズ様がどうするかを悩んでいくわけです

ようは内政の話なので、派手な戦いや激しい動きがあるわけではないですが、アインズ様がエ・ランテルをどういった国にしていくのか、っていうのと、どうやってそれを成し遂げるのか、っていうワクワク感がほんとタマラン

Civとかで戦争するより都市の施設増やして収入増やしてニヤニヤしてるのが好きな身としては、内政パートがタマランですたい

……まあCivだと最終的にもっと領土を広げたい!ってなって戦争するんですがそれはさておき

アインズ様の話はかなり良かったので、未読の人にはぜひとも読んでもらいたく、ここでは書かずにおいておこうかと

 

王国の方でもいろいろと動きがあったんですが、そっちはアルベドがメインだし、変なキャラの視点が多いしで、まあ盛り上がるのは先だなあ、って感じでしたが、蒼の薔薇の面々が出てきたのは先の展開に期待できます

イビルアイもモモンが出てこなかったポンコツにならないのでいいですね

 

そして次は帝国の話なんですが、何とジルクニフさん

アインズ様のせいで頭皮がピンチになってましたw

朝起きたら枕元に抜け毛がびっしり……

どれだけストレスになってるのかw

まあさすがに丸禿になったわけではないですが……この巻でもやっぱり苦労してますw

もうね、なんというか

不幸な星のもとに生まれてきてるんだなあ……っていうね

対アインズ・ウール・ゴーンのためにいろいろと手を回して場を整えたのに、

全然関係ない話で帝国にお忍びでやってきてたアインズ様とばったり遭遇して全部ご破算www

しかもアインズ様が全く意図してない方向に全力で勘違いして墓穴掘っていくスタイル

いやもうコントかと

もうおいしすぎてずっとそのポジションを保持し続けてくださいと願わずにはいられないです

 

で、アインズ様が期せずして上げた帝国での成果に、デミウルゴスもビックリ

またもアインズ様の株価が急上昇して、もっと頑張らないとな、というオチがつきましたとさ

 

まあ面白おかしく書きましたが、アインズ様がエ・ランテルで話してたシーンはほんとよかったので、アニメ見た人はむしろぜひ読んでみてほしいですね

 

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下

 
オーバーロード 単行本 1-10巻セット

オーバーロード 単行本 1-10巻セット

 

 

Dr.STONE9巻を読んだ感想

Dr.STONE 9 (ジャンプコミックス)

Dr.STONE 9 (ジャンプコミックス)

 

Dr.STONEの9巻を読み終わったので感想でも

 

ついに長かった……って言っても、ほとんど石神村の村長決定と、科学開発で、

ほとんど登場してなかったですが、司との戦争が決着!

 

前巻のラストでクロムがつかまっているところからスタートし、

どうやって脱出するのか? 牢屋の中に材料とかないだろうし……って思ってたら、

トイレに見せかけて素材をゲット!

後なぜか牢屋の中に落ちてた電池を使って、見事脱出したわけですが、

最初はなんちゃって科学使いだったクロムが、千空と一緒になっていろいろ作ってきた異経験から、電気と汗を使って次亜塩素酸ナトリウムを作りだすとは……応用力が半端なさ過ぎてヤバイ

 

無事にクロムと千空が合流してからは、ついに奇跡の洞窟を奪還するための決戦へ!

奇跡の洞窟さえ奪還してしまえば司と戦わなくていいということで、まああんだけ強い司と戦えないし、直接対決はなしか……

なんて思ってたら、やっぱりやってきた司と結局戦うことに

最終的には千空がニトログリセリンからダイナマイトを作るわけですが、

そこに入る流れがいい!

見開きの

”この原始のストーンワールド 最後に精するのは”

司「自然が人類に与えた純粋な力だ…!!」

千空「人類自身が積み重ねた科学だ……!!」

から入って、

ニトログリセリンを作るために最後に使ったのが、

司の前で初めて作った石鹸。命の石 ドクターストーン

そして最後に司に向けて、

千空「勝つのは力化科学かじゃねえ 力も科学なんだよ

   『力』をギリシャ語で何ていうか知ってっか?

   DYNAMYTEだ

で、ニトログリセリンを塗った紙飛行機を爆発させて戦闘を止めるわけです

もうね、

メッチャ綺麗に話まとまってるぅ!!

このタイミングでタイトルを回収からの決着は、文句の付け所がなかったです

 

しかしそこも確かに良かったんですが、

やっぱりこの巻で一番良かったのは最後、

司に対して停戦の取引を行う際に千空の出した取引材料が、

司の妹を助けること

その与太話を新汁に値する根拠は、という司の問いに対しての答えが

「俺の言葉だけだ

 科学に嘘はつかねえ

 足りねえか」

「……いや 十分だ

 十分だよ」

この最後の二人のやり取りが

最っ高にシビれました!!

 

まあ最後の最後で氷月が司を裏切ったというか、

ずっと虎視眈々と機会を狙ってたわけですが、

ぶっちゃけ初登場時からなんか怪しい感じだったのでふーん、ぐらいですね

そんなことより次巻の予告で千空と司がタッグを組むっぽいので、そっちの方が楽しみ

まあ続きは二か月後ぐらいですが