マンガでわかるやさしい統計学を読んだ感想
マンガでわかる やさしい統計学(池田書店)【電子書籍】[ 智 ] 価格:1,200円 |
とりあえず読んだ感想としては、
広く浅くっぽいけど、結構分かりやすく書いてありました
マンガでわかると書いてありますが、
内容部分がほぼ漫画で、文章での説明は少しだけ、
というわけではないです
むしろ逆に、マンガの部分はかなり少なく、
説明はほぼ全部文章です
まあマンガで説明しきれるものではないでしょうし、そのへんは仕方ないかと
要所要所でマンガ部分が入るわけですが、
素人の主人公が先輩にいろいろ教えてもらいながら統計学を学んでいくという話なので、わかりやすく疑問に思うところやわかりにくいところ、引っかかるところに主人公も引っかかってくれるので、その後の解説部分に入り込みやすかったです
マンガ→出題
文章→回答・解説
といった感じになってました
肝心の統計部分に関してですが、
広く浅くと書いたとおり、一つの手法に対する解説が1パターンで、
終わったら次の手法に進む、みたいな感じで
この手法の考え方、使い方についてもっと詳しく知りたい!ってなると、
この本では物足りないかもしれないですが
統計ってどんなの手法があるの?
っていうのを知る切っ掛けとしてはいいんじゃないでしょうか
個人的には統計の手法の種類が知りたかったので、
この本で出てきた手法の解説を見て、使えそうであればその先は自分で調べる
っていう流れが作りたかったので、そういった意味でもこの本は当たりでしたね
Excelを使っての計算のやり方とかも載っていたので、
参考にしながら実際にExcelを操作するとより理解が深まるのかなあと
前もってある程度知識がある人からすると物足りないのかもしれないですが、
自分のように統計って何だよ?みたいな人なら、とっつきやすくて読みやすいので、
そういった人にお薦めです