オーバーロード1巻を読んだ感想
アニメが面白かったので、今更ですがオーバーロードを読み始めました
とりあえず1巻読み終わったんですが、
まあアニメを見てて内容は全部知ってたので、
ストーリー的な驚き、みたいなのは一切なかったわけですが、
よく聞くんですがアニメでは結構いろいろ端折られてるっていうのがよくわかりますね
まあ結構分厚い本なので、それをアニメにするにしても、
逐一拾ってたら話数が足りないでしょうから仕方ないんでしょうが
アニメだと割とあっさり守護者たちの忠誠を確認してるところとかも、
結構疑ったり、今は大丈夫でも後々裏切られないように振る舞わないといけない、
みたいなことを考えたりと、地の文がある分、
心情とか考察部分とかが細かく描写されてますね
カルネ村のガゼフにしても、アニメだと初っ端らから速攻友好的になってたけど、
小説だとやっぱり疑ってたり、デスナイトを貸してくれと頼んでたり、
まあむしろ流れとしてはそっちのほうが自然だよなあ、って感じですね
アニメではそういうもんだろうと思ってスルーしてましたが、
アニメ見てから原作読むと、確かにあー、いろいろすっ飛ばされてるな、
って思いましたね
内容に関してざっと説明すると、
現実世界で営業だった主人公がサービス終了になるネトゲに最後までログインしてたら、異世界へと飛ばされてアンデッドになっちゃった!?
とりあえず状況を確認しつつ、拠点にいる元NPC達を使いつつ、
さてこれからどうするか、おっ、なんだ村が襲われてるじゃないか、
助けに行くか、みたいな感じの異世界転生?ものです
基本主人公勢力が無双するダークファンタジーという感じの作品なのですが、
元は人間であったものの、アンデッドになって以降、
精神状態が人間のそれとは違うようになっており、
人を殺してもなんとも思わなくなって、虐殺シーンとかも普通に出てくるので、
主人公は正義の味方じゃなきゃ駄目だ!って人はあんまり受けないんじゃないかと
1巻だけ見ると、主人公側はそこまで悪いことをしているわけではないですが……
逆に主人公勢力が圧倒的に強いので、世界相手に無双するぜ!っていうのが好きなら、
面白いと思います