オーバーロード6巻を読んだ感想
オーバーロード6巻を読んだのでその感想でも
前巻の続きで、いきなりアインズ様がやってきてめっちゃ困ってるセバスの話から
ラストでアインズ様が来てるって聞いて、セバスが焦ってるところからの続きなので、アニメ見てなかったら超先が気になってたに違いないですね
幸いというか、まあアニメ見てるんでツアレがどうなるかは全部知ってたんですが、
内心であんなにセバス焦ってたんだ、というか、あんなやばい立場だったのか、っていうのがよくわかります
しかしそのツアレの話で、アニメだけだとツアレをナザリックで保護した理由を、アインズ様は恩には恩に報いるべきって言ってましたが、一体その恩ってなんだっけ?って思ってたんですが、この巻を読んでようやくわかりました
アインズ様がこの世界の常識をある人の日記から学んだって言ってたんですが、それが2巻でクレマンティーヌにやられた一行の一人で、ツアレの妹だったってことを小説呼んでようやく理解しました
アニメは尺が足りなかったんでしょうが、あのシーンだけは「???」って感じだったんで、すっきりしましたね
前の巻でさんざんアダマンタイト冒険者に匹敵すると謳われてた王国の裏組織の八本指の六腕
どう考えても六腕のほうが組織的に上じゃないの?と思いつつ、この六腕のうち4人がセバスと相対するシーン
アニメだと一瞬で終ってしまったのが、小説だと結構長く尺を取られていたのがちょっとビックリ
生存してた行数よりも、能力紹介している行数のほうが圧倒的に多いっていうね
こんな一瞬で死ぬモブキャラにどんだけ設定積み込んでたんだ……って感じです
後はこの巻の半分ぐらいを占めてるヤルダバオト登場関連の話ですが、
青の薔薇のイビルアイが実は本当に結構強かったのにびっくり
てっきりメイド二人を相手にしてるときは、メイドたちがかなり手加減してあげてるんだろうなあ、と思ってたんですが、イビルアイってあのメイド達全員とは言わずも、一部のメイドより強いと表現されてたのがびっくりですわ
てっきりナザリックのメンバーは全員含めてほぼ無敵!
何だと思ってたけど、そうじゃなかったっていう
青の薔薇のリーダーのラキュースはイビルアイより強いらしいし、あれ?もしかして守護者倒したりできるの?とか思ったんですが、どうなんでしょうね
まあしかしイビルアイについて一番思ったのは、
アニメだといきなりモモンに惚れてるものの、まったく相手にされてなくて可哀相と思ってたんですが……
小説で見るとかなりうざいなこの子!!
地の分で延々と妄想垂れ流してる感じで、なんかナーベとの間柄も勝手に勘違いしてるし、一番の愛情をくれるなら妾が何人いても構わないとか、既成事実を作るしか!みたいなこと言ってて
うん、何言ってんだ、この子
と、若干引きながら読んでました
まあ設定的にそういうの慣れてないし、助けてもらう経験も初めて、みたいになってるんですが、それを差し引いても妄想が暴走しすぎて普通に引いたっていう
アニメ見てた時は再登場するのが楽しみだわ、と思ってたんですが、
小説読むと、もう出てこなくていいかな……って感じですね
まあイビルアイの件はさておき、アニメではざっくり飛ばされた悪魔の進行の部分だったり、民衆を助けに行った時のブレインの対応だったり、見どころも多く良かったです
むしろこれ、先に原作読んじゃうとアニメが若干物足りなくなるんじゃないかな……って心配になるような気もしますね
とりあえず原作読んでると
ブレインのカッコよさが半端ないです