銘無しの読書録

読んだ本の感想とか載せていくブログ

オーバーロード8巻を読んだ感想

 

オーバーロードの八巻を読み終わったので感想でも

前回の終わりが帝国のところに行ってアインズ様のところに弁明にこいや!

ってので終ってたんで、二人の指導者って、てっきりアインズ様と帝国の皇帝化と思ってたら、今回の巻は外伝的な日常回とカルネ村の話だったので、アインズ様とエンリのことだったっていうね

そんなわけで今回はカルネ村の話と、ナザリックの一日的な話でした

アニメだと結構いろいろザックリカットされてたり、話の順番が入れ替わったりしてたので、小説読んだときちょっと?ってなりましたね

というのもカルネ村の話は襲撃が終わるまでずっとエンリ達の視点で話が進んでいくので、カルネ村が襲われる段階でアインズ様が東の巨人をすでに討ち取った後だったっていうのもわからないし、ルプスレギナが村の報告しなかった兼もアインズ様の一日、みたいなパートの部分読むまでまったく出てこなかったっていうね

なのでアニメの話と全然印象が変わりましたね

そもそもアニメだとモモンの出番が全然ないですが、実際にはナーベ派遣したり、冒険者ギルドで話を聞くように待ってたりといろいろやってたのがばっさりカットされてたていうね

まあそれはそれとしてカルネ村の話ですが、敵であろうが味方であろうがナザリックが相手の時点で勝ち負けが決まった話なわけですが、カルネ村の話だと敵のほうが強い!みたいな状態になるので、どう切り抜けるのか、とか誰かやられてしまうのか、みたいな緊張感があっていいですね

というかそのカルネ村のエンリさん、街に移住の希望者がいるか聞きに行ったものの、人間よりもゴブリンのほうが信用できるわ、みたいな施行になってる辺り、大分きてましたね……まあ全部法国ってやつが悪いんだ……

 

ナザリックの一日的な話は、ほぼほぼアニメどおりでしたが、小説の方だとコキュートスが外皮鎧を全裸扱いされる下りが何度か繰り返されてて面白かったですね

リザードマンのときもそうでしたが、コキュートスの武人キャラはかなり好き

 

そんなわけで、前回と話は続いていませんでしたが、この巻もとても面白かったです

というか前巻の後味の悪さを思い出すに、この巻は普通に楽しめたのが良かった

別にアインズ様が人間を殺すのはそういう世界設定上当然の行為なんでしょうが、巻の冒頭辺りからずっと視点になってるキャラが殺されるのは……ねえ?

しかも最後に帰りを待つ妹二人が出てくるとかもうほんとツライ

この巻はそういうことなかったんでそこが前の巻よりよかったですね