オーバーロード9巻を読んだ感想
オーバーロードの9巻を読み終わったので感想でも
8巻は外伝的な話で7巻の続きではなかったので、この巻でやっと帝国の皇帝がナザリックにやってくることに
アニメだとあっさり行くのが決まったというか、気が付けば皇帝がナザリックに向かってましたが、アウラとマーレとのやり取りがあったりだとか、アインズへの貢物を持ってきてたりだとか、小説だとその辺細かく書いてあっていいですね
まあしかし一番面白かったのは、最初の謁見のときはジルクニフの方の視点で書かれているので、ジルクニフの心中が描写されるわけですが
アインズ様をめっちゃ評価してて笑うw
アインズ様の一言一句に裏があるとめっちゃいろいろ考えててどうすべきかをずっと頭の中で考えているのは、皇帝として非常に優秀だなあと思うわけですが
いや絶対アインズ様そこまで深く考えてねーよw
と思うと一人芝居過ぎて面白すぎます
アインズ様の振る舞いに関してはデミウルゴスの入れ知恵というか、そういう風に考えているからこうしようって考えてやったのかと思ったら、全部自分一人の考えでやった結果、守護者各位にどういう意図があったのかと聞かれて困惑するアインズ様まじアインズ様
しかもアインズ様がなんとか答えられたぜ……って思ってたらデミウルゴスが、
「我らの主人にして、至高の御方々のまとめ役であったアインズ様がその程度の思考しかされてないはずがないだろう?」
とか言って追い打ちかけてくるからアインズ様涙目w
いやもう舞台裏が面白すぎてヤバイです
何気にアインズ様が頑張って練習してた「騒々しい。静かにせよ」のポーズが帝国側にめっちゃ評価されてたのも面白い
いやもうこの巻のアインズ様と帝国とのやり取りがほんとにおもしろかったです
ところ変わって王国の話になると、アニメだと王派閥と貴族派閥があるよ、
ぐらいしか印象になかったわけですが、小説で読むとその辺もしっかりと説明されてて、王国の貴族が腐りきってるのがよくわかっていいですね
そりゃレエブン候も大変ですわ……
アニメだとガゼフのことを名前で呼ばせてほしいと言って、戦争の前でも仲良さげに話してるなあと思ってたけど、小説だと王の剣でありながら政治に我関せずな態度とってるのマジむかつく、とかぶっちゃけてて
あれ? この人やっぱりガゼフのこと嫌いなんじゃね?
とか思ったり
後はラストですね
アニメの最後でモモンがアインズ様の配下について見張ればいいじゃん?っていう提案を受けて、割とあっさり味方に付いたけど、市民の人らに裏切られたって思われるんじゃね?とか思ってたんですが、小説読むとその辺もちゃんと納得できるような話の運びになってたのがよかったです
そんなわけで、ちょうどアニメ放送分のところまで原作を読み終わりました
アニメ見てて先の展開知ってても普通に面白くてよかったんですが、次からはいよいよ全く知らない話なので楽しみです