オーバーロード11巻を読んだ感想
オーバーロードの11巻を読み終わったので感想でも
今回は10巻の中でちらっと出てきてたドワーフの国のお話
前回帝国が属国化することになったのはいいけど、いやいや属国化とかどうすればいいかわからんし……そうだ! デミウルゴスとアルベドがなんかいい感じに仕上げてくれるまでどっかに行ってよう!
ってことで、ドワーフの国を探して小旅行へ
久しぶりにリザードマンが出てきて、おっ、となったんですが、残念ながら今回アインズ様についてくることになったのはザリュースじゃなくてゼンベルだったっていう
アインズに支配されてることに思うところはあるのかもしれないですが、リザードマンも臣下っぽくなってるのがわかるやり取りがいい感じ
ザリュースに子供ができてたりして、作品内でも結構時間経ってるんだなあってのがわかります
肝心のドワーフの話ですが、ゼンベルに案内されていったらドワーフの国がもぬけの殻になっていたよ……
でもそこでたまたま鉱石を掘りに来てた一人のドワーフを発見
ルーンについて興味津々なアインズ様がいろいろと聞いたところ、ルーンの技術は時代遅れで消えていくものなんだ……と意気消沈
しかしそこはレアもの大好きアインズ様、うちが支援してやるからルーン工匠全員連れて行こうぜ! よっしゃ乗った!
みたいな展開に
まあ実際はいろいろとやり取りがあるんですが、アインズ様もともと営業してただけあってか、うまいこと勧誘していきます
もちろんドワーフの国とこれから友好を結ぶ予定なので、そこのところもうまく交渉していきます
前回に続いて内政パートですね
話の持って行き方とか見ててめっちゃ楽しいです
まあでもアインズ様がドワーフの国にも益があるようにいろいろ提案して、読んでてなるほどなるほど、と思うんですが、アインズ様こえーよ、やべーよ、言うこと聞いておいたが方がいいんじゃね?みたいな感じでドワーフのほうが受け取ってるので、アインズ様頑張ってるのに可哀相みたいな気分にw
まあ侮られないためとか言って、黒い威光とかオーラを出してるアインズ様サイドにも問題がある気がしますがw
戦闘はあったんですが、前回の武王戦と違って今回はアインズ様は何のハンデもないわけで……戦闘っていうか、ただの殺戮でしたね……
で、最後に登場したデミウルゴスがいつも通り勝手に勘違いして話を進めるわけですが、ドワーフの話の最後で魔導国にルーン工匠を招き入れるにあたって送別会なのが開かれるんですが、その際にデミウルゴスがドワーフに楔を打ち込んだ発言
何のことかわからないアインズ様がそれっぽく聞き出そうとした結果、送別会のために食料を用意しただけと言い張ればいいと言ってたので、察するに
ドワーフは酒好き→魔導国の酒も食い物も超うまい→魔導国ちょういい国!
みたいな感じでしょうか
魔導国の食料漬けにして飼いならす感じかな?
アインズ様がちゃんと聞きだしてくれないからデミウルゴスが何考えてるかわかんないよ!
後デミウルゴスが何年先まで見ているのかという問いに対して、ついうっかり万年とか答えちゃったもんだから、またデミウルゴスの一人劇場シンキングタイムが……
なにやらアンデッドをばらまいてるのはそういう目的だったのか……!って一人で納得してましたが
まあ多分、現状アンデッドを労働力としていろんなところで使用してて、鉱山でも使用してるし農業でも使用してるっぽいんですが、これが10年20年ぐらいならまだしも、仮に1000年ぐらいアンデッドだけがそういう第一次産業的なのに従事してて、そういった作業がアンデッドの専業になろうものなら、アインズ様の指先一つで食料生産やら資材の補給やらができなくなるし、ノウハウが完全に失われる
駄目だ! アインズ様に逆らえない! さすがはアインズ様!(ナザリック一同)
みたいな感じで考えたのかな、と妄想してみた
実際アインズ様は単純に商品売りたいとしか思ってないんですけどねー
さて、次は12巻
11巻のラストでアインズ様が死んじゃったので、続きが超気になります!