虚構推理11巻を読んだ感想
虚構推理の11巻を読み終わったので感想でも
鋼人七瀬ほど長くはならないだろうな、とは思ってましたが
そこそこ長く続くんじゃないかと思っていた前巻の事件
あっさりこの巻で終ってしまいました
まあ話の膨らませようもそんなにないから仕方ないのかな?という気もしますし、刊行ペース考えると続きが気になる!という時間が少なく済んでよかったような気もするところ
肝心の中身に関しては、その昔妖狐に頼んで家族と会社のために奥さんを殺してもらった件に関する真実を、息子娘たちに考えさせて、偽物の回答を用意させて欲しい、みたいな感じで依頼を受けたわけですが
もう最初から犯人わかってるし、琴子が何かしら用意しているだろう嘘の回答にうまいこと導かせていくだけの話だろうから、どうやって話を運ぶのかな、と思ってたら……
実は子供たちも母親の殺害を企んでいました!?
とかいうビックリ展開
明かされる過去の企み
でもそんなことはどうでもいいんだよ!と一蹴する琴子
まあ実行したならともかく過去に何かしら考えていただけなら別に罪にもならんだろうし、これもきっとウソの回答につなげるための布石何だろうと読み進めていった結果、見事納得のいく回答が提示されることに
いやいや、これはうまい落としどころだな……と思いながら、件の依頼主もこの回答でオッケー!ということに
これにてめでたしめでたし
まあ妖狐が絡んでる時点で普通の人間に真実にたどり着くことなんてできないですからね、これ以上の解決はないだろう
なんて思ってたのに
最後の最後で何そのどんでん返し!?
いやいやマジか!?
という展開になってビックリしましたよ……
とりあえずその顛末はさておき、そもそもこの話は六花によって琴子に持っていかれるように企まれてたわけですが、六花が琴子の前に現れることはなく
一体何のための企みだったのかははっきりとしていませんが……六花は九郎と琴子を引き離したいみたいらしく、琴子が事件をどう解決するかを九郎に見せつけたかったそうな
それが何の布石になるかはまだよくわかりませんが、先の展開に期待が持てます
次巻はまたシリーズをやってくれるのか、短編をいくつかやるのに戻るのかわかりませんが、次も楽しみに待つとします
スパイラル ?推理の絆? 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
- 作者: 城平京,水野英多
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2012/09/21
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