【銀の匙】最終巻ついに出ちゃったよ
14巻でたのいつだよ……
ってぐらい久しぶりに銀の匙のコミックスが出ましたよ
そしてこれが最終巻!
最終話直前ぐらいは読んでるんですが、間がすっぽり抜けてたのでその分が埋められてよかった……
話の内容としては、14巻の終わりで結局大学受験することになったので、父親にその話をしに行くところから
初登場時は八軒にちょっとアレだな……って感じたキャラだったわけですが、登場するたびに株が上がっていくよお父さん、みたいな素敵な感じに
お金の話なんでなかなかうまくいかないのは当たり前のことだし、視点がずっと八軒だから厳しい父親だな……って感じですが、最終巻は割と登場機会が多くて、読んでると、あれ? めっちゃいい親じゃんと思う事必至
物語としては八軒は大学へ進学するので、大学編が始まるのか!
とか思ったけど、そんなことはなかった
まあ高校三年間でやるべきことを見つけて、企業もして、後はひたすら頑張っていくってだけの話になりますからね
それはそれで読みたかった気はしますがいいところで終ったんじゃないかと
初めの方は八軒の片思いみたいな感じだった御影との関係もちゃんと決着がついたしで、ラブコメ部分もよかったんじゃないかと
そんなわけで大満足な最終巻だったわけですが、欲を言うなら最終話
駒場と八軒の話ももちろんよかったんですが、エピローグの部分で八軒と御影に全く絡みがなかったのが残念かなあ
同窓会みたいになってたところに八軒もいて欲しかったなあ、とはちょっと思いました
しかし最終回の締めが、八軒が卒業した後のエゾノーで
先生が起業したい!って言ってる生徒に対して、
「興味があるなら話そうか、
いろいろな種を播いてった男の話。」
で終ったのが個人的にすごく良かったです
冊数にすると15巻なんでそこそこ長いマンガだなって感じですが、追いかけてた時間を考えると結構な時間楽しんでた作品てことになりますね
農業に興味がなくても普通に楽しめるので、結構おすすめの作品です