銘無しの読書録

読んだ本の感想とか載せていくブログ

Dr.STONE9巻を読んだ感想

Dr.STONE 9 (ジャンプコミックス)

Dr.STONE 9 (ジャンプコミックス)

 

Dr.STONEの9巻を読み終わったので感想でも

 

ついに長かった……って言っても、ほとんど石神村の村長決定と、科学開発で、

ほとんど登場してなかったですが、司との戦争が決着!

 

前巻のラストでクロムがつかまっているところからスタートし、

どうやって脱出するのか? 牢屋の中に材料とかないだろうし……って思ってたら、

トイレに見せかけて素材をゲット!

後なぜか牢屋の中に落ちてた電池を使って、見事脱出したわけですが、

最初はなんちゃって科学使いだったクロムが、千空と一緒になっていろいろ作ってきた異経験から、電気と汗を使って次亜塩素酸ナトリウムを作りだすとは……応用力が半端なさ過ぎてヤバイ

 

無事にクロムと千空が合流してからは、ついに奇跡の洞窟を奪還するための決戦へ!

奇跡の洞窟さえ奪還してしまえば司と戦わなくていいということで、まああんだけ強い司と戦えないし、直接対決はなしか……

なんて思ってたら、やっぱりやってきた司と結局戦うことに

最終的には千空がニトログリセリンからダイナマイトを作るわけですが、

そこに入る流れがいい!

見開きの

”この原始のストーンワールド 最後に精するのは”

司「自然が人類に与えた純粋な力だ…!!」

千空「人類自身が積み重ねた科学だ……!!」

から入って、

ニトログリセリンを作るために最後に使ったのが、

司の前で初めて作った石鹸。命の石 ドクターストーン

そして最後に司に向けて、

千空「勝つのは力化科学かじゃねえ 力も科学なんだよ

   『力』をギリシャ語で何ていうか知ってっか?

   DYNAMYTEだ

で、ニトログリセリンを塗った紙飛行機を爆発させて戦闘を止めるわけです

もうね、

メッチャ綺麗に話まとまってるぅ!!

このタイミングでタイトルを回収からの決着は、文句の付け所がなかったです

 

しかしそこも確かに良かったんですが、

やっぱりこの巻で一番良かったのは最後、

司に対して停戦の取引を行う際に千空の出した取引材料が、

司の妹を助けること

その与太話を新汁に値する根拠は、という司の問いに対しての答えが

「俺の言葉だけだ

 科学に嘘はつかねえ

 足りねえか」

「……いや 十分だ

 十分だよ」

この最後の二人のやり取りが

最っ高にシビれました!!

 

まあ最後の最後で氷月が司を裏切ったというか、

ずっと虎視眈々と機会を狙ってたわけですが、

ぶっちゃけ初登場時からなんか怪しい感じだったのでふーん、ぐらいですね

そんなことより次巻の予告で千空と司がタッグを組むっぽいので、そっちの方が楽しみ

まあ続きは二か月後ぐらいですが