オーバーロード3巻を読んだ感想
- 作者: 丸山くがね,so-bin
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2013/03/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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オーバーロードの3巻を読み終わったので感想でも
内容は2巻の最後でシャルティアが裏切ったという報告を聞くまえぐらいから始まって、シャルティアがその時何をしてて、最後にどうなったかという話から入ります
例によってアニメを見てるので内容は知ってたんですが、
印象としてはシャルティアとの戦いが半分ぐらいかな?と思ってたんですが、
シャルティアとの戦いはもうほんとに終わりの方だけで、
殆どはシャルティアに怒った出来事と、アインズ様の状況把握と戦闘準備に割かれてました
例によってアニメではよくわからなかったブレインの立ち位置的なのが、
小説を読むとすっきりしますね
正直アニメ見てるだけだと、ブレインは腕は立つけどただの山賊?としか思えなかったですが、ガゼフを超えるために傭兵になって命のやり取りをしてることとか、戦闘中の洞察力とか、武技の内容とか細かく説明してあるので、戦ってる描写は読んでいて面白かったです
モモンの話にしても、一人というか自分のチームだけでヴァンパイアの調査に行く下りでの冒険者とのやり取りとかも読んでいて面白いです
アインズ様に殺されることになった冒険者がいましたが、アニメだと見てて、
あれ? これだれ?
とか思ってたんですが、原作では当然のことながらそのへんもきっちり描写があります
シャルティアとの戦闘では、アインズ様が圧倒的不利と言われてますが、
それを覆すための戦術を駆使しつつ、シャルティア側の視点で戦闘が描写される場面もあって、読んでいてアインズ様に一杯食わされることうけあいです
3巻ではナザリック陣営同士で戦うことになったので、
1巻や2巻みたいに、アインズ様が何かを成し遂げた!
みたいな話がないので、そういった部分はちょっと物足りませんが、
その分戦闘描写や、ユグドラシルの設定部分等の説明が面白かったです
次の巻ではリザードマンの話になるので、コキュートスの活躍が楽しみです